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草笛の音について・・・その1 [草笛の音色]

今回は、草笛演奏以外の記事をアップします。

私が草笛に使用しているのはヤブコウジの葉です。
この2枚の葉は吹いてみると、わずかですが音が違います。
比べてみたのが下の画像です。

採取後2か月以上の葉(592.2Hz/1184.3Hz)
ヤブコウジ古592.2Hz.jpgヤブコウジ古1184.3Hz.jpg

採取後1週間ほどの葉(602.9Hz/1195.1Hz)
ヤブコウジ新602.9Hz.jpgヤブコウジ新1195.1Hz.jpg

比較の結果では、古い葉のほうが柔らかく、新しい葉は硬い音に感じられます。
その違いは倍音の出方にあります。(わずかの違いでも波形に出ています)
新旧の葉を比べると新しい葉の方が倍音の出方が僅かながら強く、下がり方も少ないことから硬い音に聞こえます。
実際に吹いても、古い葉は時間が経っているので少し柔らかくなって吹きやすく、新しい葉はまだ硬く、かなり腰があります。

インターネットからの引用文では音色に関して、次のように説明されています。 倍音が少ないと、「丸く、輪郭のぼけたような、暗い、こもったような音」になると言われています。 逆に倍音が多いと、「鋭く、輪郭のはっきりした、明るい、よく通る音」になると言われています。 例えば、非常に高い倍音だけが強く鳴っている音と、全域で豊かに倍音が鳴っている音を比べたら、前者をちょっと不快に感じたりもします。

実際に聞いた不快に感じる音の比較です。(1539.6Hz/1970Hz)
ヤブコウジ1539.6Hz.jpgヤブコウジ1970Hz.jpg
全般に音が高くなると耳障りになります。(倍音が強く出やすい)

ここでは、1539.6Hzのほうが、基音より強い倍音が多く、かなり耳障りに聞こえます。
1970Hzのほうがはるかに音は高いのですが、倍音の強さと数が少ないので思ったほど苦になりません。
今後の課題として、吹き方で倍音の出方を変えられるか挑戦してみます。

草笛の音について・・・その2 [草笛の音色]

我が家にある、葉の音色を比べてみました。
ベンジャミン・スパティフィラム・ポトス・そして葉ではありませんがリーフルの4種類です。
ヤブコウジはすでに、その1に載せてあります。

ベンジャミン(775.2Hz/1141.3Hz)倍音が豊富で豊かな音がします。
ベンジャミン775.2Hz.jpg ベンジャミン1141.3Hz.jpg

スパティフィラム(796.7Hz/1205.9Hz)倍音が弱く柔らかな音です。
スパティフィラム796.7Hz.jpg スパティフィラム1205.9Hz.jpg

ポトス(613.7Hz/1205.9Hz)個人的には一番心地よい音に感じました。
ポトス613.7Hz.jpg ポトス1205.9Hz.jpg

リーフル(861.3Hz/1378.1Hz)材質はポリエチレンだそうですが、スパティフィラムに似た音です。
リーフル861.3Hz.jpg リーフル1378.1Hz.jpg

この中ではポトスが一番心地よい音に感じましたが、あくまで私の個人的な見解です。(常用するかは別です)

草笛に使える葉は種類が多いし、好みもありますので人によって、それこそ千差万別だろうと思われます。
草笛奏者はどのような基準で葉を選んでいるのか知りたいものです。

草笛の音について・・・その3 [草笛の音色]

同じ種類の葉をつかっている3人+1の奏者の音の違いはあるのでしょうか?
スパティフィラムの葉で比べてみました。

TSさん(893.6Hz/1324.3Hz) 伴奏あり
TS893.6Hz.jpg TS1324.3Hz.jpg


NYさん(872.1Hz/1302.8Hz) アカペラ
NY872.1Hz.jpg NY1302.8Hz.jpg


NKさん(872.1Hz/1162.8Hz) 伴奏あり
NK872.1Hz.jpg NK1162.8Hz.jpg

yoshi(872.1Hz/1300Hz) アカペラ
yoshi581.4Hzスパティ.jpg yoshi1313.5Hzスパティ.jpg

波形を見ると4者4様それぞれ違っていますし、実際の音も違います
推測するに、葉の持ち方や持つ位置によって振動する位置・面積が変わること、個人差(唇の形・肺活量など)によるものと思います。
もちろん、自然の葉ですから個体差もあるでしょうし、スパティフィラムの種類による差もあると思います。
草笛って奥が深いと感じます。

草笛の音について・・・その4 [草笛の音色]

何とも言えぬ柔らかな音を出す、台湾の陳宏志さんの音色と比べてみました。(同じ曲を同じキーで吹いたものを録音して比較)

陳宏志さん(527.6Hz)(使用葉不明)                yoshi(527.6Hz)(使用葉ヤブコウジ)
陳宏志さん527.6Hz.jpg  yoshi 527.6Hz.jpg


陳宏志さん(1345.8Hz)                        yoshi(1345.8Hz)
陳宏志さん1345.8Hz.jpg  yoshi 1345.8Hz.jpg

使っている葉が違っているからと言えばそれまでですが、音色は全く異なっていることは一目瞭然です。
音の強さがちがいますので波形の振幅の差はありますが、特に注目する点は倍音の数と倍音の出かたに差が見受けられることです。
倍音は低音・高音側共、陳さんのほうが多く出ていて豊かな音が、また、倍音の強さは低音側はしっかり、高音側は弱めとなっていて、低音側ではっきり、高音側で柔らかな音であることがわかりました。
これは使っている葉の違いによるものなのか、次回は同じものを使い、比べてみることにします。
使用するものはリーフルで、陳さんの音源はすでに入手済です。(NKさんからの情報により確認してあります)
どのような結果になるでしょうか?
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草笛の音について・・・ その5 [草笛の音色]

同じ葉(リーフル)をつかって、台湾の陳宏志さんとの音色の違いを比べてみました。


陳宏志さん(リーフル・両手持ち、伴奏あり) 764.4Hz/1173.6Hz
陳宏志さんリーフル764.4Hz.jpg 陳宏志さんリーフル1173.6Hz.jpg

yoshi (リーフル・片手持ち、アカペラ) 764.4Hz/1227.4Hz
yoshiリーフル片手1227.4Hz.jpg yoshiリーフル片手1227.4Hz.jpg

yoshi(リーフル・両手持ち、アカペラ) 764.4Hz/1227.4Hz
yoshiリーフル両手764.4Hz.jpg yoshiリーフル両手1227.4Hz.jpg

倍音の出方が私のほうが強い(音が硬く、高く感じる)ことがわかります。
実際の音も私のほうが高い音に聞こえます。(倍音が陳さんより強く出ているため)
また、片手で吹いた時よりも、両手で吹いた時のほうが、わずかですが音が柔らかく感じます。(倍音の強さがわずかであるが弱い)
これは録音した音の画像からも読み取れます。
これらのことから、同じ道具(葉)を使っても奏者や、奏法によって音色はかなり異なることがわかりました。
以前(2012年11月13日)に掲載した、スパティフィラムを使った音比べの時にも、奏者によって音色はかなり違って聞こえたのも、納得できます。
これを個性というのでしょうか?
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